上の動画は空手の方と戦ったときのものです。
動画の速度は30%に落としています。
この方はとても強く、特にフルコンの基本である
ハイキックに対するガード
が完璧なため、ついに最後までハイキックを入れることはできませんでした。
で、今日はフルコンタクト空手との対戦の思い出についてです。
格闘技を極めするために避けては通れないのがフルコンタクト空手です。
やはり人の体を直接たたける、というルールは魅力的です。
わたしも入門こそしたことはありませんが、フルコンタクト空手家とフルコンルールで練習もけっこうしました。
逮捕術でも対戦したことが何度もありますので私なりに考察したいと思います。
フルコンタクト空手で私がすごいと思った技は2つあります。
まずは
近距離での相手を転ばすローキック
です。
至近距離から相手の両足を裏から刈るようにして蹴るのですが、予備動作が大きく、一見すると簡単にかわせる気がします。
ですが実際は至近距離、しかも
視界の死角
から蹴りがくるのでなかなかかわすのが難しく、私も何度かころがされました。
次はやはり
至近距離からのハイキック
です。近距離でしかも背中側の死角から入ってくる蹴りのなんと見えにくいことか!
恐るべしです。
その他、近距離での
ボディへの突きのラッシュ
があります。
空手ではボクシングと違い、体重をのせて上から打ち下ろすように突いてきます。スピードも遅いし、簡単にかわすことはできるのですが、
50発
くらいかわしてもまだ突いてきます。
いい加減にしろ!とうんざりしてきた矢先に前述の足払いローキックですっころばされるという具合です。
他、フルコン空手家は
やたらとタフ
です。私の右のハイキックがきれいに入ったのですが
平然と
していたのには驚きました。というよりビビりました。
結論として私のイメージではフルコンタクト空手は
マラソン
に近いイメージがあります。
スタミナの削りあいと言い換えてもいいのですが、
大きく重い攻撃で相手のスタミナ
を削っていき、防御はあまり気にせず手数で相殺する感じです。
特徴として
技はシンプル、パワーとスタミナがポイント
だと思います。
ですから逮捕術の2本先取というルールではあまり発揮することはできないようで、
ひたすら回し蹴りを繰り返す
ような選手が多く、直接打撃制ってルールの幅が広いようで実は狭いんだなあ、と感じました。
この動画は逮捕術で相手のワンツーをかわしてタックルに入ったところです。
パンチがくると思った瞬間、すっと身をかがめるのがポイントです。
ちなみに相手はボクサーではありませんが、私よりも二回りはでかい相手でした。
こういうでかい相手を技で投げ飛ばすのが格闘技の一番の醍醐味ですよね(笑)。
今まで逮捕術で対戦してきた中の強敵の一つが
ボクシング
です。
はじめてボクサーと対戦したときにすごく苦戦した経験があり、また、すごく勉強になったことも覚えています。
私がボクシングと対戦して、すげえ、と思ったのは
フットワーク
です。
追いかけても絶対届きませんし、またコーナーに追いつめようにも
円を描く
ように動くため追いつめることができませんでした。
かといって足を止めると今度は
サンドバック
となって好きなように打たれてしまいます。
結局、試行錯誤の上、編み出した対ボクサー攻略法は
じわじわゆっくりと相手を追いつめて
いき、
先に相手に手を出させる
というものでした。
まず、ボクシングで武器というと当然
パンチ
を連想すると思いますが、それは
最初のコンビネーション
それもせいぜい2撃程度だけ、気をつけていればいいです。
なぜかというと、なんでもありだとすぐにつかみの間合いになりますので、自分が棒立ちにならない限り複数のコンビネーション,特にフックやアッパーは
ありえない
のです。
余談ですが、ボクシングの試合を見ていると撃ち合いの場面があるとおもいますが、よく見ると両者の足が止まっていることに気づくと思います。
ですから最初の一撃さえかわしてしまえばあとはこちらのペースで進めることができるのです。
かわすときのポイントは相手の
踏み込み足
です。
ちなみにボクシングは蹴りのある格闘技と比べてパンチの安定性を高めるために
スタンスを広くとっている
ので、相手の踏み込みに合わせて軽く足払いをかけると簡単にバランスを崩したりもできます。
そして相手の
間合いをつぶす
ことです。
すぐにひっついてください。一瞬でも棒立ちになるとすぐに
サンドバック
になっちゃいますよ。
間合いさえつぶせば後は組み付いて
膝を入れるなり
タックルするなり
体当たりしておいて蹴りを入れるなり
好きにできると思います。
いろいろと簡単そうに書いちゃったのですが、ボクシングのフットワークと踏み込みの足の速さは
尋常
ではなく、また相手の速さにびびって止まってしまうともろにコンビネーションでパンチを食らいますので、
踏み込みのタイミング
なんかはよっぽど練習しないとわかりません。
結局ボクサーは
強敵
ということです。
以前質問に答えたときのことを下記に記します。
拳法の用語がちょこちょこと出ますので、わからない用語については
なんでも気軽に
問い合わせてください。
私は今、35歳ですが学生のころから拳法と柔道を平行して続けております。
よって、ルールの範囲内で柔道の練習において拳法の技を使ったりしています。
その経験から言いますが、私でしたら柔道家に対した場合
まずは組む
ことを考えます。
柔道は動きが速い。かつ、体中を鍛えており、また打たれ慣れていることから
(乱取り中の接触で頭突きや拳は当たり前です)生半可な打撃技では通用しません。
さらに突き蹴りを行なうということは自らバランスを崩しにいっているようなものだからです。
そして組んだら拳法の基本である
守法(柔道でいう自護体のようなもの)
で守ります。
ここで守ることができないのであれば、まあ、勝つことはできないでしょう。
しかしきちんと基本を守った手法ができれば上位クラスの柔道家にも十分通用します。
ただし守法ですが、表投の要領で
相手の釣り手と引き手の上に自分の手を置き、軽く絞って
ください。
これで相手は投げにいけません。
ただし相手の頭突きには充分注意してください。
おそらく相手は引き崩し にかかってくるでしょう。
きちんと守法で守って逆に相手の体制が崩れるのを待ちます。
後は隙を見て当て身を打ち込んでください。
間違っても目打ちや金的は使ってはいけません。
特に目打ちでは相手は止まりません。一度組んだら目をつむっていても投げれるしね。
相手を突き放す技法、いわゆる
熊手であごをかちあげる、頸動脈に手刀切り、鼻に頭突き、仏骨に入れる
等で対処してください。
ということです。
結局のところ、きちんと拳法を修行していれば、変化球は必要ないってことです。
捕まれたときにいかに対処するかがポイントです。
でも私もいろいろ柔道家を知っていますけれども、はっきりいって
恐竜
です。
負けるつもりはありませんが、極力けんかは避けたい人種です。
特に寝技に入られたら、寝技を知らないと100%負けです。
最後に今までの経験から対柔道の試合で私が使っている技を紹介します。
使える技:腰挫き、一本背投げを大車輪受け身
大車輪は立つのは難しいが、腹ばいで落ちることはできる。
私が使えない技:表投、振捨表投
ただし表投は相手の投げを無効化する上で必須の守法です。投げまではちょっと・・・ 小学生だったら投げれるんだけどなあ。
振捨表投は使えたことがありません・・・
ただし、相手の踏み込みのタイミングを盗むという意味で練習することは非常に重要です。
ちなみに仏骨投げは使えば絶大な効果を発揮しますが、超度級の反則技であり、柔道界から追放されることでしょう。
最後に柔道の弱点を1つ。
刃物に弱い。
以前の仕事場の話ですが、刺された柔道家を何人か聞いて知っております。
ですから、本物の経験をつんでいる柔道家はいきなり組み付いてきたりはしないものです。
だから本当に強い柔道家は自分から喧嘩なんか仕掛けてきません。
以上です。ではまた。



